今まで断片的に調べながらAWSを利用していたのですが、一度体系的に知識を整理するためAWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト(SAA-C02)の勉強をして試験を受けました。私のAWSの経験は専門的に扱っているわけではないですが、5年くらいとそこそこ長いです。AWSで使うサービスや機能は限られていたので、SAAの勉強をすることでAWSについて幅広く知ることができました。また今まで使っていたサービスの範囲でもより深く知ることができ、様々な改善方法を学ぶことができました。今回は2週間ほどの期間で合格することができたので、その勉強方法を紹介したいと思います。
SAAについて
まず、SAAの試験について簡単にまとめます。
試験問題の形式 | ・択一選択問題(4つの選択肢のうち、正解を1つ選択) ・複数選択問題(5つの選択肢のうち、正解を2つ以上選択) |
問題数 | 65問 |
試験時間 | 130分 |
合格基準 | 100~1,000点のスコアで評価され、720点以上で合格 |
受験料 | 15,000円(税別) |
試験問題の形式は全て選択問題になっています。複数選択問題の正解を2つ以上選択とありますが、正解をいくつ選ぶかは問題文に記述してあるので、安心してください!
試験に出題される分野と各分野の出題比率は以下のようになっています。
レジリエントアーキテクチャの設計 | 30% |
高パフォーマンスアーキテクチャの設計 | 28% |
セキュアなアプリケーションとアーキテクチャの設計 | 24% |
コスト最適化アーキテクチャの設計 | 18% |
SAAの勉強方法について
今までの試験勉強記事の例のごとく、教科書としての本と問題集を1冊ずつ購入して勉強しました。
一夜漬け AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト[C02対応]直前対策テキスト
教科書としてこちらの本を選びました。AWSの経験がそこそこあったので、全体をザーッと知ることができそうだなと思いこちらの本を選びました。最初にこちらの本で一通り読むことで、全体像を学ぶことができました。内容としては設計のベストプラクティスを学ぶ章が半分、試験で出題される4つの分野に沿って学ぶ章が半分くらいで構成されています。
設計のベストプラクティスの章ではではAWSベストプラクティスの10の設計原理について解説されており、この部分だけで試験の70%取れることを目指しているので、時間がない人はこの章を確認するだけでも試験の対策になると思います。
AWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト問題集
上記の本を一通り読んだあとは、この問題集で試験問題を解く練習をしました。問題集では最初に出題される各サービスの概要と試験の傾向を説明するページがあり、その後は試験で出題される4つの分野に沿った問題が沢山掲載されています。そして、最後の章では本番の試験と同じ形式・問題数の模擬試験がついているので、自分が試験でどれくらい得点できるか知ることができます。模擬試験を初めて解いたときは7割程度でしたが間違えてしまった問題を重点的に勉強することで弱点を補強することができました。
まとめ
以上勉強方法でした。教科書と問題集の勉強時間はざっくりで10時間ずつくらいだったので、1日2時間勉強できれば約2週間で合格できるレベルの知識がつくと思います!